サラウンドヘッドホンとは?気になる効果を解説!
サラウンドには「取り囲む」という意味があり、映画館やライブ会場にいるような臨場感のあるサウンドが楽しめます。
サラウンドヘッドホンは音の方向や距離の違いを把握できるため、立体感のある音が届けられるところが特徴。通常のヘッドホンでは物足りず、音質にこだわりたい人にぴったり。
CDやDVDをより本格的な音で楽しみたい場合や、自宅にいながらも映画館やライブ会場のような迫力がある音を体感したい人におすすめの商品です。
サラウンドヘッドホンの選び方/比較方法
ここでは、サラウンドヘッドホンの選び方をご紹介します。
「どのような時に役立つヘッドホンなの?」「選び方のポイントは?」と気になっている人も多いはず。
ぜひ、購入する前にチェックしてみてくださいね。
サラウンドヘッドホンの選び方1. 接続方法をチェックして選ぶ
サラウンドヘッドホンにはテレビやパソコンなどの電子機器と有線で接続するタイプとBluetoothで接続できる無線タイプがあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、使用するシーンに合わせて使いやすいタイプを選んでみてください。
「有線式サラウンドヘッドホン」の特徴
「有線式」は、テレビやパソコンCDなどの再生電子機器と直接接続できるところが特徴です。有線の長さによっては行動を制限されて使いづらくなるので、事前にチェックしておくといいでしょう。
途中で途切れることなく安定したサウンドを楽しめることが大きなメリット。部屋でゆっくりDVDや音楽を楽しみたい人におすすめです。
「無線式サラウンドヘッドホン」の特徴
「無線式」はネット環境と無線ヘットフォン対応の電子機器があれば、Bluetoothを使って快適な音感を楽しめます。
無線機能に対応していなければならないことと、環境によっては電波が不安定となり音質に影響を与えるところがややデメリット。
しかし、コードレスなので扱いやすいところが最大の魅力で、通勤や通学など外出先でサラウンドヘッドホンを使いたい場合におすすめです。
サラウンドヘッドホンの選び方2. イヤーの種類を確認して選ぶ
サラウンドヘッドホンは構造により「開放型」と「密閉型」に分けられます。音の伝わり方が絶妙に異なるため、自分の好みのタイプを選ぶとより使い心地がよくなるはず。
どのような違いがあるのかチェックをして選んでみてください。
ナチュラルな音質の「開放型」
開放型は、音の抜けが良いメッシュ素材などのハウジングを使っており、ドライバーユニットから出る音がハウジングの外側まで届くようになっています。
そのため、音の抜けがよく、高音から低音まで広い音域が心地よく届くところがメリット。どのような音楽でも音の伝わりのよさや聞こえのよさを重視したい人におすすめです。
没入感が高い「密閉型」
密閉型は、ハウジングに樹脂や木材などを使い、できる限り音が外に漏れないようになっているところが特徴。
飛行機や電車の中など移動中に使用したい場合は、外の音を遮断しさらに音漏れしにくいようになっているので、音量を上げなくても快適に使えます。
また、構造上低音域の響きが良いため、重厚感のある音を好む人にもおすすめです。
サラウンドヘッドホンの選び方3. 装着感もチェックして選ぶ
使用頻度が高い場合は、快適な使い心地も重視したいポイントです。耳を優しく包み込むようクッション性が高い商品やイヤーパッド付き商品を選ぶと、長時間使用していても苦にならず、移動中に使用したい場合や映画を鑑賞したい場合にもぴったり。
また、長さ調整がしやすい商品や耳の大きさにフィットする商品を選ぶと、サラウンドヘッドホンならではの音質をより楽しめるように。
このように、装着時の使い心地のよさもチェックして購入してみてくださいね。
サラウンドヘッドホンの選び方4. 折りたためるか確認して選ぶ
通勤や通学、旅行中などにサラウンドヘッドホンを使用したい場合は、できるだけコンパクトな商品を選ぶと携帯しやすくなります。
この時に折りたたみ可能なタイプを選ぶと、バッグに入れやすく荷物を減らして携帯することが可能に。二つ折りにできる商品やイヤー部分が可動式になっているタイプなどがあるので、使いやすい商品をチェックしてみるのがおすすめです。
使用するシーンに合わせて、折りたたみ可能かどうかも購入時に確認してみてください。
サラウンドヘッドホンの選び方5. マイク付きの機器を選ぶ
ヘッドホンとしてだけでなく、ボイスチャットやビデオ通話、ゲーム時にも使用したい場合はマイクが付いている商品を選びましょう。
マイク付きの商品を選べば別途マイクを購入しなくても、会話を楽しめます。
購入する時点で「ゲームにも使いたい」「ヘッドホンを使いチャットをすることがある」と把握できている場合は、マイク付き商品を選ぶことで使い方の幅がぐんと広がるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
サラウンドヘッドホンの選び方6. チャンネル数もチェックして選ぶ
音声信号を伝達する経路を「チャンネル数」と呼んでいます。チャンネル数は多ければが多いほど音を伝達する経路が増えるので、より臨場感があるサウンドが楽しめるようになります。
チャンネルの数値としては、5.1chや7.1chを選ぶこと。DVDやゲーム時に使用すると、迫力が異なり、より雰囲気を堪能できるようになります。
サラウンドヘッドホンの人気メーカー5選
まずは、サラウンドヘッドホンを扱っている人気のメーカーを厳選してご紹介します。
メーカーにより特色が異なるため、好みのサラウンドヘッドホンを探すときの重要な手がかりとなります。
どのようなメーカーがあるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
サラウンドヘッドホンの人気メーカー1. SONY(ソニー)
SONYは1946年に「東京通信工業」として誕生した国内電気機器メーカーです。オーディオ機器に力を入れており、時代の流れとともに高い技術を駆使したアイテムを発売しています。
SONYのサラウンドヘッドホンはアマからプロまで使用できるよう商品ラインナップが豊富なところが特徴。特に、音質のよさは高く評価されており、できるだけ高音質にこだわりたい人におすすめです。
サラウンドヘッドホンの人気メーカー2. Panasonic(パナソニック)
Panasonicは1918年に「松下電気器具製作所」としてスタートした、老舗の国内電気機器メーカー。最近では車載装着や住宅機器なども扱っており、幅広い商品を手掛けています。
サラウンドヘッドホンの特徴としては大衆受けしやすく、くせがない商品が多くなっています。そのため、オーディオ機器に詳しくない人や手軽さを求める人でも扱いやすい商品が揃っているのが大きな魅力です。
サラウンドヘッドホンの人気メーカー3. BOSE(ボーズ)
BOSEはアメリカに本社を置く50年以上の歴史がある音響機器メーカーです。特に、スピーカーやヘッドホンの音質にこだわり、プロが使うような高品質な機器を数多く生み出しています。
そんなボーズのサラウンドヘッドホンは、デザイン性と高い技術を駆使した高性能のどちらも兼ね備えているところが特徴。出勤・通勤や通学など人目に触れる場所でおしゃれに使いたい人におすすめです。
サラウンドヘッドホンの人気メーカー4. Pioneer(パイオニア)
Pioneerは国内で初めて本格的なダイナミックスピーカーを発売したメーカーで、音響機器に精通した高い技術を持っています。
広い音域を綺麗な音質で聞けると定評があり、ハイレゾ機能などの高い技術を使ったこだわりのヘッドホンが欲しい人におすすめ。
また、ワイヤレスタイプなど誰でも使いやすい便利な性能を付帯した商品が増えているところもポイントで、手軽さを求める人にも向いています。
サラウンドヘッドホンの人気メーカー5. オーディオテクニカ
オーディオテクニカは、音響機器や映像機器を中心に扱う国内メーカーです。使用するシーンに合わせて選べる豊富なラインナップが魅力的で「音質にこだわりたい」「部屋で楽しみたい」「軽量コンパクトな商品」など、一人一人のニーズに応えてくれます。
また、デザイン性が高いおしゃれな商品も多く、周囲の目を引くようなセンスのいいサラウンドヘッドホンを探している人にもおすすめです。
【タイプ別】おすすめのサラウンドヘッドホン8選|立体的な音楽を楽しめる人気機器とは
ここからは、有線とコードレスの2つのタイプに分けてそれぞれおすすめのサラウンドヘッドホンをご紹介します。
使用方法や気になる性能、デザイン性などをチェックしながら、お気に入りの商品を見つけてみてくださいね。
【有線】おすすめのサラウンドヘッドホン5選|高音質な音楽を楽しめる音楽機器とは
ここからは、有線で使えるおすすめのサラウンドヘッドホンを厳選してご紹介します。
コスパ抜群で初めてでも使いやすい商品や本格的なサウンドが楽しめる商品など、使ってみたくなるものばかり。
どのようなサラウンドヘッドホンがあるのか、チェックしてみてくださいね。